任意団体全国宝石学協会 沿革
1960年
日本における宝石輸入の完全自由化が実現
輸入自由化に伴い宝石の大衆消費化時代が到来するのが予感され、宝石産業を育成・拡大してゆくために、宝石の正しい知識・情報が求められるようになりました。
1965年
任意団体全日本宝石協会が渋谷区原宿に事務所開設
1966年
『宝石手帳』発行開始
1968年
英国宝石学協会(現Gem-A)より日本におけるFGA試験を委嘱され、日本国内初の宝石学ゼミ(GJ資格に相当)を開講 鑑別書発行業務を開始
1969年
中央区明石町の東京美宝会館に移転
(任)全国宝石学協会と名称変更
機関誌『ジェモロジー』創刊
(任)全国宝石学協会と名称変更
機関誌『ジェモロジー』創刊
1970年
大阪支所を開設
1974年
CGJ資格付与の宝石学ゼミを開講
1977年
日本語によるFGA通信教育講座を開講
1980年
福岡支所を開設
1986年
宝石学教育、鑑別・グレーディング業務、器材・書籍販売等の収益事業について任意団体から分離独立させ、株式会社全国宝石学協会を設立
色石鑑別の分野における業界のパイオニアとして、業界の発展と共に培われた高い鑑別技術による精度の高い真偽の判定結果と、世界のトップレベルにある鑑別機関との交流・情報交換を通じて得られる最新情報を『ジェモロジー』誌等を通して提供することにより、日本では絶対の信頼と尊重をいただきました。
2010年
2007年2月~2008年10月にかけて、株式会社が行ったダイヤモンド・グレーディング業務について、その色判定に瑕疵があるのではないかとの疑惑が業界のみならず世論にて論ぜられる事態となり、5月15日毎日新聞にて報道される
社団法人宝石鑑別団体協議会(AGL)による1,052個の再鑑定調査では、2.6%(27個)について2等級上へのグレード評価がなされていたと報告されました。 また、15,682個に及ぶ独自調査の結果は、上級グレードへの評価をしていたものは1.2%(193個)であったと報告されました。 これらの結果は、通常業務における許容範囲内の誤差であると言えますが、ダイヤモンド・グレーディングに対する社会的信用を失墜させる大きな原因を提供してしまった責任は重く、その責めを受け止めざるを得ない状況となりました。
10月
(株)全国宝石学協会の業務停止
11月
(任)全国宝石学協会がGJ/CGJ/FGA受講者への教育事業を継承
2011年
03月
GJ/CGJ/FGA資格授与式開催
05月
FGA教育の実施を(社)宝石文化研究所に業務委託
2011年
11月
(株)全国宝石学協会の自己破産を申請、受理される
12月
GJ/CGJ/FGA資格授与式を開催
45年に亘る宝石学教育において、GJ資格者:1642名、
CGJ資格者:480名、FGAディプロマ資格者:282名を輩出
45年に亘る宝石学教育において、GJ資格者:1642名、
CGJ資格者:480名、FGAディプロマ資格者:282名を輩出
2012年
04月
第44期通常代議員会にて、(任)全国宝石学協会の解散を決議
06月
(社)日本宝石協会に全ての資産を譲与し、解散
47年間に亙った活動に幕を下ろす
47年間に亙った活動に幕を下ろす