第3・4・5回JGS宝石勉強会
こちらでは、第3・4・5回JGS宝石勉強会のご報告をさせていただいております。
「JGS宝石勉強会」についての概要はこちらにてご覧ください。
第3・4・5回JGS宝石勉強会「テーマC」(H.25年 11/27、12/4、12/11)にご参加くださいました 計27名の皆さまにアンケートに答えていただきました。
良かった点:
- 良質のルビー・サファイヤを実際に手に取って見られた
- 多くのルースや商品を見られた
- 最高品質の石を比較しながら見られた
- それぞれ立場の異なる参加者の意見を聞けた
- カシミールサファイヤを見られた
- 日常的に目にすることの出来ない石を見られ、バラエティ・ネームごとの違いを実感した
- 北脇博士の解説が聞け、解り易い資料が配付された
- マスターストーンによる体系的な観察が出来た
- 少人数なので、観察やディスカッションがやり易い
- 科学的な解説から実際の観察までの流れが良い
- 参加者から貴重な情報や意見が聞けたことと意見交換が出来たこと
- トレードネームが一人歩きしている感は否めないが、宝石の魅力を訴える必要性を強く認識した
- ピジョンブラッド、ロイヤルブルー、カシミールブルーの正しい知識の会得出来た
- マスターサンプルの観察と、色の表現の課題を認識出来た 消費者に対する正しい情報開示の必要性を改めて認識出来た
悪かった点:
- 標本石の回覧の方法は工夫が必要
- 標本石を観察する時間が短い
- 標本石の観察用のライトや照明を準備して欲しい
- ルビーとサファイヤは分けて観察した方が良い
- ルースで観察できると良い
- 標本石の個々の情報や解説があると良い
- 色の違いがどのように取引価格に反映するのかを知りたい
- 石に関する解説も充実させて欲しい
- 意見交換の場が感想発表会になっているので、テーマを決めて意見交換を行うようにした方が良い
- 資料のプリントサイズが小さ過ぎる
- 各ラボにおける色の基準の統一性に欠けている
今後取り上げて欲しいテーマ:
- ダイヤモンド、ルビー、サファイヤ、エメラルド、ヒスイ、トルマリン、タンザナイト、ガーネット、スフェーン、トルコ石、各種真珠、半貴石、貴金属
- ピジョンブラッド、ロイヤルブルー、コーンフラワーの見分け方
- 真珠の花珠表記について
- ヒスイの品質と現状
- 合成ダイヤモンドの今後の市場に対する影響と対策
- 品質の世界基準の違いと確認
- 産地ごとの産出状況、ルースの取引価格
- 宝石のアップデート情報、鑑別機関の見学
シンポジウムや勉強会の在り方についての提言:
- 定期的、継続的に開催して欲しい
- より多くの人が参加可能な規模にした方が良い
- ディスカッションの時間を大切にして欲しい
- より多くの発言を促すよう進行を検討して欲しい
- 宝石を手に取り、どのように見分けるのが適切なのかを学ぶ
- テーマを決めて、各会員が研究発表を行う
- 対象者に経営者が多いので、より現場向けの内容を検討して欲しい
- もっと頻繁に開催して欲しい
- 少人数が良い
- 情報開示をして欲しい
一般社団法人 日本宝石協会への提言:
- 勉強会の意見を業界に発信して欲しい
- 鑑別基準やルールを消費者にも伝え易い、より簡潔なものにして欲しい
- 追加開催予定の場合は、予め全ての開催日を公表して参加を募ることで、希望日程を尊重して欲しい
JGSシンポジウムや勉強会に複数回参加された方のお名前を、体験学習を通して研鑽を積まれた方として、当協会のホームページにてご紹介させていただく事も検討しておりますが、お考えをお聞かせください。:
- 賛成 12名
- 反対 2名
- わからない 10名
- 無回答 3名
ご協力、誠にありがとうございました。
皆さまのご意見を参考に、より楽しく有意義な勉強会にしていきたいと存じます。