編集後記
寒さ厳しい小正月ですね。受験生のご家族は緊張も加わり更に寒さを厳しく感じられたことと思います。この寒い朝が良き想い出となりますようにお祈り申し上げます。大雪の予報に反し快晴の小正月の朝、私は一気に正月のガレキ片付けをしました。久しぶりに友人が集まった正月、ワインの空き瓶は14本。ワインの産地なので一升瓶は2本ありました(山梨では一升瓶で売られるワインがあります)。ストーブの前にドカリと胡座をかいて座り、ガレキ片付けで冷えた体を温めながら、正月に振る舞ったお汁粉の残りを小豆粥のかわりにいただきました。そして2017年の幕開けを皆様がどの様にお感じになられていたか、この一週間を振り返り考えていました。トランプのゲーム「ババヌキ」でジョーカーをひいた時のポーカーフェイス(緊張感)。これが今年のスタートの雰囲気と私は感じました。「何が起こっても不思議ではない」異口同音、皆様同感だと思います。何が起こっても適切に対処できる様に準備を欠かさないために、JGS会員の皆様は一緒に歩みを共にし、学び、実行を繰り返す一年にしましょう。本年からJGSNLは毎月中旬に配信いたします。2年目の本年は、皆様に更に楽しんでいただける、有意義な情報提供を心がけてまいります。本年も皆様のご協力とご指導を心からお願い申し上げます。
先日シカゴで行われたオバマ大統領のスピーチに大変感動しました。次世代を担う若者を誇りに思う言葉、民主主義を誇りに思う言葉に溢れていました。「1月20日は民主主義の歴史に残る瞬間となります。.....そうなんですよ.....(No, No, No, No...と聴衆を諭しながら)。」「紙に記された法律やルールには力はないが、民衆が法律やルールに力を与える。」「我々に不可能はない (Yes, we can.)。」自己責任、利他的民主主義、信念と言い換えられるのではないでしょうか。私たちの仕事に重ね合わせてみると、「鑑定鑑別書の言葉に頼らない。あなたの言葉にお客様は共感する。」「宝石の美しは不変。自信を持って勧めよう。」でしょうか?
小正月の風が止んだので、犬の散歩に行ってきます。JGS会員の皆様、今月もよい一ヶ月を!!!
一般社団法人 日本宝石協会 理事、広報部長:堀内信之
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