編集後記
親愛なるJGS会員の皆様
桜が散ると毎年花粉症が始まります。今年はトゲトゲしたものが空気中を漂っているように感じるほど、鼻も、喉も、目も痛いです。皆様はこの春爛漫から蒼葉が活力を与えてくれる季節、いかがお過ごしでしょうか?
先日、業界新聞に当協会監事であられる諏訪貿易株式会社の諏訪会長の記事が掲載されていました。2021年に国立科学博物館にて開催が予定されている特別展「宝石」の準備のためにスミソニアン博物館を訪問されたとの内容です。大変貴重な鉱物・宝石が東京に集まると思うと、今からすでに胸の高まりが抑えられません。当協会会員がこの様な国内における宝石・ジュエリー文化の啓蒙に貢献されていることは日本宝石協会にとっても大変誇らしいことであり、心から敬意を表する次第です。
理事の方々も、お忙しい中にも関わらず毎月開催される理事会に出席され、勉強会はじめ出版物の検討など業界発展の黒子として支え続ける姿にも敬服いたします。協会活動の企画に最大限の努力を注いでおりますので、ぜひ会員皆様のご協力をこの場をお借りしてお願い申し上げます。
さて、これからの業界にとって気になるトピックは何なのでしょう?宝石のトレーサビリティ、流通の自動化、ジュエリーの製造技術の多様性、支払い方法の進化、Aiによる労働生産性などテクノロジーはどこまで進化し、浸透しているのでしょう?例えばブロックチェイン化されたダイアモンドの流通。日本国内ではどれだけ取り上げられているのでしょう?情報がございましたら、是非ご提供くださいますようお願いいたします。
一般社団法人 日本宝石協会 副理事長&広報部長:堀内信之
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