JGS Newsletter 009号(平成28年/2016年 9月12日号)

JGSは、宝石の正しい知識と情報を社会に広く提供することにより宝石の素晴らしさを発信し、宝石のより良い事業環境を創造し、宝石の信頼向上を実現してゆくこと」を目標として活動しております。



注 目 ト ピ ッ ク ス

おそらく世界最古の金工芸品   Remarkable Topics

6500年前からの技術を受け継いでいると思うと誇りが持てます。

ベッドの下に10年!   Remarkable Topics

一度は見てみたい宝石の一つではないでしょうか?史上最大の天然真珠、34kgです!

金メダルの価値   Remarkable Topics

リオ五輪のメダルは夏季オリンピック最重量。500gのメダルは測定不能の思い出を生み出してくれました。パラオリもさらに熱い!

CG? リアル?   Remarkable Topics

新種アメジストにサファイア発見?自然はすごい!可愛い宝石発見!癒されてください。


オ ピ ニ オ ン リ ー ダ ー

JJF業界セミナーを受講して    by 山岸 昇司 監事

今回も多彩なセミナーが開催され、そのいくつかを受講しましたので感想を述べてみたいと思います。
《9月1日》 桂由美氏の「アニバーサリーウェディングのすすめと新たなジュエリー需要の可能性」は独自の市場を創るお話で・・・・・


オ ス ス メ

★「身を飾るジュエリーの力 第29回公募2016日本ジュエリー展」
  東京ミッドタウン・デザインハブ特別展

東京ミッドタウン・デザインハブでは、9月17日(土)から25日(日)まで、公益社団法人日本ジュエリーデザイナー協会と共催で、特別展「身を飾るジュエリーの力 第29回公募2016日本ジュエリー展」を開催します。(サイトより引用)


★特集「日本の貨幣 ―富本銭から大判・小判まで―」
  東京国立博物館 8月2日(火)~9月25日(日) 本館14室

私たちの生活に欠かせないお金。 では、最初期の鋳造貨幣はどんなものだったのでしょうか? 時代劇でお馴染みの大判・小判ですが、 いつから作られて、どんな種類があったのでしょう? この特集は、古代から近世まで、日本の貨幣の歴史を 当館所蔵品でたどる展示です。

古いものでは飛鳥時代の富本銭(ふほんせん)を展示。 古代の貨幣で有名な和同開珎(わどうかいちん)よりも古い、 7世紀の貨幣ですが、流通貨幣として用いられたのか、 まじないに使われたものなのかは、諸説わかれています。 そのほか、奈良時代から平安時代の皇朝十二銭(こうちょうじゅうにせん)、 鎌倉・室町時代に使われた中国からの輸入貨幣、 戦国時代、各地の大名が作った金銀貨、 そして初めての大判金、豊臣秀吉の天正大判など、 日本の貨幣史で重要な位置づけにある資料を一覧いただけます。 特に展示室でお客様が釘づけになっているのが、天正大判などの金の貨幣。 大判・小判のまばゆさは、現代の私たちの心もがっちりつかんでいるようです。


考古展示室でも、古代の貨幣と江戸時代の大判・小判を 展示しています。 貨幣をより深く知るために、ぜひ、あわせてご覧ください。


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JJA「宝石の品質と価値の味方」セミナー

JJA会員・JC資格者の皆様を対象に70名限定で開催します。

■講師:(株)ワコー宝飾 代表 ジュエリーコーディネーター1級 山岸昇司氏(JGS監事)


「機械式時計講座」  私の本棚

小牧 昭一郎 著

1970年代以降デジタル時計の発展に伴い、機械式時計のシェアは縮小してきたが、近年その魅力が見直され、販売台数も増加の傾向にある。・・・・・


レ ポ ー ト

ジャパンジュエリーフェアでのJGS初セミナーを終えて   JGS監事/古屋 正貴

【本当の宝石勉強会1『パライバトルマリン』】

平成28年9月2日(金曜日)14:15〜15:15  於:東京ビッグサイト

ジャパンジュエリーフェアの二日目に、JSG初となるセミナー、本当の宝石勉強会1「バライバ・トルマリン」を開催致しました。パライバ・トルマリンの関心の高さ、JGSへの期待の高さもあってか、事前の予約だけで110名と・・・・・


名 言 ・ 格 言

数多い愛の言葉よりも、物言わぬ宝石のほうが
とかく女の心を動かすものだ

by シェイクスピア

ウィリアム・シェイクスピアは、イングランドの劇作家、詩人であり、イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物でもある。卓越した人間観察眼からなる内面の心理描写により、最も優れた英文学の作家とも言われている。また彼ののこした膨大な著作は、初期近代英語の実態を知る上での貴重な言語学的資料ともなっている。

展示会のお知らせ

スリランカ ジェム フェスタ 東京 2016

■主催:スリランカ宝石公団、スリランカ宝石協会
■後援:駐日スリランカ大使館、(一社)日本宝石協会
■日程:2016年10月24日(月)〜26日(水)
■会場:台東区東上野 オーラム地下 1階




編集後記

秋の気配が日を追うごとに強くなる季節となりました。夏の名残の残暑厳しい日もあり、思いがけない災害を残す台風に気が気でなかったりするものの、空を見上げると秋風の気配の雲の筋が心地よさをもたらしてくれます。JJFにはじまり、いよいよ世界中の秋の展示会シーズンの幕開けとともに、多くのユーザー展も幕を切って落とされます。残された後半戦はあっという間に時が過ぎるのですが、見逃せないイベントも目白押しです。その中でも、JGSが共催します、スリランカ ジェム フェスタ・東京2016はプロが待ち望んでいた色石の展示会となるはずです。素晴らしいジュエリーに生まれ変わる宝石を選んでください。お楽しみに。

JJFではJGS初のセミナーを開催しました。目的はJGS勉強会のデモを通し会員増強を目指すことでした。古屋幹事の講習はいつも素晴らしいのですが、今回は短時間にまとめられた点が見事でした。そしてJGSへの関心度の高さにも驚きます。ぜひ、会員の皆様会員増強にご協力ください。また、標本石のご提供と準備、当日の会場設営と運営のお手伝いとご協力をいただいた理事の方々にこの場をおかりして、御礼申し上げます。ありがとうございました。理事たちの迅速な動きとチームワークは、さすがJGSと心に深く刻まれました。

最後に、編集長特権を使わせてください。本年のジュエリーデザインアワード・ジュエリー大賞「内閣総理大臣賞」にJGS会員企業、アンブローズアンドカンパニー株式会社が出品しました「Super Nova」が選ばれました。多くの方々から称賛のお声を頂き心から感謝申し上げます。宝石を生かすデザインと技術はジュエリーに絶対不可欠な要素であり、販売力と販促創造力は全てを完結に導く力です。その全ての想いを伝えたいと思っています。こちらでご覧ください。

一般社団法人 日本宝石協会 理事兼広報部長:堀内信之

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発行元 :一般社団法人 日本宝石協会(JGS)広報部
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