JGS Newsletter 001号(平成28年/2016年 元旦号)

JGSは、宝石の正しい知識と情報を社会に広く提供することにより宝石の素晴らしさを発信し、宝石のより良い事業環境を創造し、宝石の信頼向上を実現してゆくこと」を目標として活動しております。


新年おめでとうございます。健やかに新春をお迎えのこととお慶びを申し上げます。 昨年は年間通して1,900万人に達すると報告される外国人が日本を訪れ、

中国人を主とする東南アジア諸国からの観光客による爆買いが話題となりました。
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注 目 ト ピ ッ ク ス

JCK online から Remarkable Topics

CVDジュエリーブランドを立ち上げたDiamond Foundry社。デカプリオも出資した新ジュエリーブランド。シリコンバレーからCVD Jewelryが生まれました。なんと100億円以上の資金を集めたそうです。資本+テクノロジー+マーケティングの新手法です。

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ピジョンブラッド・ロイヤルブルー
Remarkable Topics

ますますジュエラーとして知識と判断力、そして信念が求められます。ピジョン、ロイヤルブルー論争はがっぷり四つ。行司はもちろん貴方です!ピジョンの生みの親はGRS?グベリンはSSEFとピジョンブラッドとロイヤルブルーの基準を共有します。

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Forbes から Remarkable Topics

フォーブス誌で取り上げられた「世界で最も高価な宝石12種」。勉強になるのですが.... ジェレメジェバイト??? グランディディーライト??? どなたかご教授ください。

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史上最高額ブルームーンダイアモンドを研磨した
Cora International LLCホームページから

Remarkable Topics

史上最高額、ブルームーンダイヤモンドの生まれるまで.......魅了されます。

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(注:アクセスと同時に音声ガイドが始まります。)

オ ピ ニ オ ン リ ー ダ ー

『Gem-A Conference 2015』に出席して JGS理事長 伊藤 彰

11月20日渡英し、21日~24日Gem-A Conference及び一連の行事に参加し25日帰国しました。 写真の左が新CEO Mr. Nick Jonesです。 同日の晩餐会では、Gem-A CEO Nick Jones、Gem-A President Harry Levy, President of Federation for European Education in Gemmology Mrs. Loredana Prosperi、President of Scotland Gemmological Association Mr. Alan Hodgkinson、Victorian President of Gemmological Association of Australia Mrs. Katrina Marchioniの各国を代表する方々とテーブルを共にし会食・歓談しました。

21日〜23日のプログラム詳細についてはGem-A公式HPをご参照ください。

特に心に残った講演は、Dr. Paul Rustemeyerのトルマリンが成長してゆく過程における色の変化を三角柱原石を輪切り(Watermelon状)にすることにより観られる小宇宙をコレクションとして示されたものには感動しました。 また、GemWorld主催者の Mr. Richard DruckerがGem Reportのあるべき姿、ピジョンブラッド・クレムゾンレッド・ロイヤルブルー・コーンフラワーブルー等の色呼称表示、産地表示等についてLab Opinionとして別紙とすべきと言うような講演をされ、アラウディーン副理事長がCJBJOで提唱しておられる事と同じように世界中での懸案事項となっていることを改めて確認しました。 方や、GRSのDr. Adolf Peretti、GIAのMr. Shane MacClureの講演もありました。

23日には、世界中で産出している天然真珠を主題とするWork ShopとMr. Richard Druckerの色石評価のWork Shop(今回で3回目)に参加しました。 昨年からさらに進化している部分があり、色石を評価するのに4つのカテゴリー、10段階評価Extra Fine (Upper/Lower), Fine (U/L), Good (U/L), Commercial (U/Middle/L/Very Low)としていました。
その日の夜は、Gem-A Gemmology 及びDiamond DepromaとFEEG Awardsの卒業式が行われ、日本からはJGS会員大久保洋子さんのお嬢さん絵弥(エミ)さんと鈴木マリさんの2名が出席されました。

24日午前中には、国立自然歴史博物館を学芸員であるFGA Mr. Alan Hartの案内で見学、主要な展示品だけでなく膨大な倉庫にも案内いただき貴重な標本類を観察する機会を得ました。

J G S 宝 石 勉 強 会 報 告

パライバトルマリン JGS理事 松室 明雄

今までに類を見ないネオン・ブルーのトルマリンがワールドマーケットであるツーソンに紹介されたのが1989年2月。実は日本にはそれに先立つこと9ヶ月、1988年5月に初上陸していた。1990年頃より産出鉱山のあるブラジル・パライバ州に因んで「パライバ・トルマリン」と呼ばれるようになり、一躍世界の宝石業界の脚光を浴びそれ以来、高い評価と人気を誇っている。
10月21は日独宝石研究所の古屋正貴所長を、22日はGIA Tokyoのアヒマディ博士を講師にお迎えしパライバ・トルマリンの勉強会を行った。続きを読む »

こ ぼ れ 話

サンゴ JGS理事 藤田 益久

サンゴは、ポリプと呼ばれる構造をもつ。このポリプが単体で生活するものを「単体サンゴ」、一つのポリプが分裂や出芽を繰り返して生じたクローンが多数集まって生活するものを「群体サンゴ」と呼ぶ。サンゴの中には体内に褐虫藻という藻類を共生させているものがいる。そのようなものは造礁性サンゴと呼ばれる。造礁性サンゴは褐虫藻から光合成産物を供給されるため比較的成長が早く、サンゴ礁を形成する。造礁性サンゴは光合成により多くのエネルギーを得ているため、光量の多い浅海域に生息する。褐虫藻と共生を行わないものは非造礁性サンゴと呼ばれる。光合成によるエネルギーを得ないため、非造礁性サンゴには深海に生息するものもいる。

オ ス ス メ

「真珠の世界史」中公新書 私の本棚

真珠の魅力を世界史から追い日本人として誇りを持つ著者の姿勢に、私は日本における宝石業界人として素直に襟を正したい気持ちになっていました。著者は業界関係者ではなく一般の女性、そして真珠や宝石を純粋に愛する女性。この本を読み終えたとき、ロマンあふれる世界史の中に登場する著名人をも魅了する真珠の力や日本で発明された真珠養殖の価値を再確認するだけでなく、一般の方々(お客様)に納得していただけるだけの知識を持つことと正しい言葉を使う能力(表現力)を身に付ける必要性に改めて気が付きました。私自身、社員からこの本を薦められました。実は、著者の「エルドラド 黄金郷伝説」を途中で放棄したので、本書を読破する自信が無かったのですが、全く反対でした。一気に読み終えるほど惹きつけられる内容、そして読みやすい構成でした。パート勤務の従業員もこれを読んだ後から、自信をもって販売にあったています。おすすめです。

ツーソンショー
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IJT
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地中海の黄金展
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特別展「始皇帝と大兵馬俑」
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名 言 ・ 格 言

昭憲皇太后御歌 名言・格言

「みがかずば玉の光はいでざらむ 人のこころもかくそこあるらし」

宝石も磨かなければ光を放ちません。それと同様に、人の心も研鑽を積まなければ優れた徳をもつことができません。

今月の写真

モアッサナイト

モアッサナイトは、1904年に米国のアリゾナ州の隕鉄中に微細なダイヤモンドとともに 発見された天然の鉱物で、発見者のノーベル賞科学者Henri Moissanにちなんで命名された。その後、各地の石炭中や石灰岩中からも発見されているが、すべて繊細な結晶で、宝石としてカットできるサイズのものは見つかっていない。一方、合成石は天然石が発見される以前の1893年に、Edward G.Achesonがダイヤモンドを合成しようとして偶然に作り出している。これは「カーボランダム」と命名され、その後、商標名になっている。カ-ボランダム(合成モアッサナイトと同一物質)は硬度が9.5と高い短め、研磨材として産業界で重要な役割を果たしている。モアッサナイトはSiCの化学組成を持つ結晶であるが、等軸、六方および三方晶系の結晶構造を持ち、さらに150以上のポリタイプを数える。これはモアッサナイトが層状構造を持ち、その単位層の積層方法によって積層方向に周期の異なった多種類の構造が可能になるためである。【拡大画像を観る】

◆合成モッサナイトアッナイトの特性の特性
色 :わずかに黄色み(K以下)あるいは緑~灰色み
屈折率:2.65-2.69(一軸性正号)
分散度:0.104、硬 度:9.5、比 重:3.22(S.G. 3.32液に浮く)



編集後記

ご通読いただき、ありがとうございます。ご想像のつく通り、この編集後記も2015年の年末ギリギリに書き納めております。なにぶん一商人だけに、慣れない編集後記はあてもなく書いております。「本年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願いします。」と繰り返し言っていた矢先、編集後記とは.........。とは言うものの記念すべきJGSNL第一号、皆様お楽しみ頂けたと自負しております。ぜひ、ご意見ご感想をお気軽にinfo@japangemsociety.orgまで頂けますようお願い申し上げます。皆様のお声を参考にさせて頂きながら、ますます皆様が期待を膨らます内容へと進化する所存です。ご協力・ご支援、よろしくお願い申し上げます。

一般社団法人 日本宝石協会 理事兼広報部長:堀内信之

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発行元 :一般社団法人 日本宝石協会(JGS)広報部
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